原研哉氏との新たな泡盛づくりプロジェクトが始動
デザイナー 原研哉氏との新たな泡盛づくりプロジェクトがスタートしました。原研哉氏は、「日本の酒の顔」をつくり続けてきたデザイナーで、今回は「八重山諸島の風土」をテーマに八重泉とプロジェクトを展開します。
本プロジェクトでは、八重山諸島の環境を最大限に生かした酒造りとして「風土仕込み」のお酒を開発し、世界の高級酒と肩を並べられるような強いストーリーを持つ酒として、高価格帯での展開を目指します。
八重泉酒造 座喜味社長
今回、とても嬉しい事に原研哉さんとのご縁を頂き、一緒に新しい八重泉酒造のお酒を造ります。私たちが今日まで心を込め、積み重ねて、育んで来た魂(spirit)に原研哉さんが新たな物語を付け加えて下さり、八重山の魂(spirit)が込められた新しいお酒(spirit)がこの八重山の地に誕生します。ワクワクと高揚感さえ感じられるこのプロジェクトの詳細をぜひ楽しみにお待ちください。
ブランド開発パートナー 原 研哉
僕は度数の高い酒が好きです。度数の高い酒は呪術的なものであり、魔的な存在です。舌の先で繊細な味わいを感じ取るだけの世界ではありません。酒の物語はなによりその土地の風土に根差すもので、人はその物語に酔うのではないでしょうか。八重泉酒造の泡盛を飲んだ瞬間、手応えを感じました。世界のコンペティションの焼酎部門で金賞を獲り続けている実力を確かにそこに感じたのです。亜熱帯の八重山諸島という土地を見定めて、その風土の魅力をひとつの世界として描き出してみたいと考えています。「ローカルの至上の品こそグローバルで最良価値を持つ」という考えを主軸に、石垣島から世界へと力強く向かってゆく、あらたな泡盛にご期待ください。