八重泉のある暮らし

器たち

器たち

いつも八重泉をご愛飲頂きありがとうございます。今回は、お気に入りの
器をシリーズ化でご紹介です。

ぐい吞みをその日の気分で選ぶ楽しさ

やちむんとは沖縄の方言で焼き物のことです。
やちむんの一番の特徴は躍動感あふれる、鮮やかな模様です。
柄には意味があり、魚は沢山の卵を産み育てるので子孫繁栄の縁起の柄として、
唐草模様はもっとも多いといわれ、様々な方向から伸びるツタは、永遠、長寿を表し、ねじれた唐草模様は永久不変だと言われているそうです。

力強く生き生きとした魚紋のダチビン


やちむんは大きく分けて2つの製法があり、
【じょうやち】(上焼)と【あらやち】(荒焼)といい
【じょうやち】は白化粧された器に絵付けの鮮やかさで
生活雑貨として主に使われています。
【あらやち】はその名の通り荒さが特徴で酒甕、水甕など大きいものが中心なり
土の風合をそのままいかして素朴な味わいが特徴です。

ブルーのグラデーションが美しいぐい吞み
ウートートーとにーぶやー(拝みと寝坊助)のシーサーにほっこり。
モダンなボトルは存在感抜群です。
風が気持ちいいうりずんの季節。大きな盃で泡盛を豪快に。

器の形や、大きさで泡盛の、味わいや香りの変化を知れば知るほど楽しい泡盛と器の関係です。