古酒みやらび

古酒みやらび

テイスティングノート

米や藁を思わせる穀物香を主体に、ほのかな甘やかさと柑橘ドライの微かな酸が寄り添う。口当たりは粘性を感じる滑らかさ。米の旨味とコクが広がり、途中からヨーグルトや熟成チーズにも通じるミルキーな風味が重なる。終盤は柑橘果皮のワタのようなほろ苦さが奥行きを与える。

香り

穀物香にローストナッツ、ほのかなバニラと弱い柑橘。

ふくよかな甘みと厚みのあるコク。

フィニッシュ

中〜やや長め。甘みとほろ苦みが伸びる。

飲み方

ロック/少量加水

こだわり / 製法

私たちが選んだのは、あえて原酒に近い43度という姿です。5年後の瓶詰時に、最も芳醇で、最も八重泉らしい深みに到達していることを目指しました。熟成は、外気の影響を最小限に抑えられるステンレスタンクで行います。タンクの中でゆっくりと時間をかけて馴染ませることで、泡盛本来のピュアな風味を損なうことなく、荒々しさだけを削ぎ落としていく。そうして磨き上げられた“みやらび”43度は、アルコールと水のバランスが整い、驚くほどクリーンで円熟したまろやかさに仕上がっています。

誕生秘話

この泡盛のルーツは、工場移転前に初代社長が「若い世代に届けたい」と情熱を注いだ25度の名酒にあります。沖縄の言葉で美しい娘を意味する“みやらび”と名付けられたその酒は、移転とともに一度は表舞台から姿を消しました。「私たちの手から直接お客様へお届けしたい」という願いから、蔵元限定として復活したのが現在の“みやらび”です。43度の5年熟成古酒として、あえて度数を上げたのは、かつての可憐な少女が、5年という熟成を経て芯の通った大人の女性へと成長した姿を表現するため。43度だからこそ閉じ込めることができた、古酒特有の芳醇な香りと深みが静かにほどけていきます。かつての面影を胸に、美しく進化した“みやらび”。蔵元限定ならではの特別感を大切に、“石垣島でしか出会えない一本”としてお楽しみいただけます。
古酒みやらび

受賞歴

TWSC2024

TWSC2024

焼酎部門 金賞
古酒みやらび